無銭優雅 山田詠美 幻冬舍
2007年 04月 10日
山田詠美を読むのは久しぶりでした。映画化された『風味絶佳』すら読んでいないのですから・・・。 本の帯には「心中する前の日の心持ちで付き合って行かないか?」・「恋は中央線でしろ!」なんていう言葉で、あおりが。
主人公は斎藤慈雨、女45歳。独身。小さな生花店を友人と共同経営。同い年で予備校講師の栄と恋愛中。舞台は西荻窪や吉祥寺。けっしてこれまでの山田詠美の外国人との恋愛でもなければ、ニューヨークやパリが舞台でもありません。
山田詠美が枯れたのか?山田詠美が川上弘美になったのか?
そのしたたかな作品世界は、エンディングで証明されます。
主人公は斎藤慈雨、女45歳。独身。小さな生花店を友人と共同経営。同い年で予備校講師の栄と恋愛中。舞台は西荻窪や吉祥寺。けっしてこれまでの山田詠美の外国人との恋愛でもなければ、ニューヨークやパリが舞台でもありません。
山田詠美が枯れたのか?山田詠美が川上弘美になったのか?
そのしたたかな作品世界は、エンディングで証明されます。
by miketa-no-ai | 2007-04-10 22:42 | 読書