BookShopBoys by 三桁の愛
2009-08-01T09:54:34+09:00
miketa-no-ai
仲間は、街角の書店に集まって...
Excite Blog
『学問』 新潮社刊
http://bshopboys.exblog.jp/12051633/
2009-08-01T09:54:34+09:00
2009-08-01T09:54:34+09:00
2009-08-01T09:54:34+09:00
miketa-no-ai
読書
若い時に純潔を重んじるのが当然か?ということを疑わなければなりません。(とは言っても、今はほとんど顧みられないのかもしれません。)
『学問』は少し不思議な構成です。主人公の小学校から高校時代を描きながら、その間に本人たちの死亡記事が挟まれているという……。これがどんな効果をねらっているのか、わたしにはわかりません。
主人公たちは現実時間では49歳くらい(生きていれば)、そして2020年代に死ぬことになるのですね。近未来に死ぬことを提示して、過去を描くことでしか純潔は描けないのでしょうかね。]]>
おに吉
http://bshopboys.exblog.jp/11933367/
2009-07-13T05:48:00+09:00
2009-07-16T05:39:42+09:00
2009-07-13T05:48:52+09:00
miketa-no-ai
読書
三鷹は南口、ちょっと離れたところにある『おんどる房』でチゲ鍋を。ここは韓国家庭料理、ということで優しいお味。本当はマッコリとか飲りたいところですが、車なので我慢しました。
そして三鷹の愉しみは古本屋、ひいきの上々堂で探書。椎名誠の長女、渡辺葉の『樹のあるところに、住みたくなったから。』があったので購入。また、荻窪〜吉祥寺〜三鷹、沿線の古本店さんがつくっているフリーペーパー『おに吉』を入手しました。
古本店めぐりは、やはりミックス犬のように徒歩でなくてはならぬ、とは思うが、最近は忙しく、ホントは本なんて読んでいる場合じゃないのだけど、今日みたいに少しでも時間があれば出掛けて何かしら購入してしまう。ちょっと古い片岡義男の『文房具を買いに』なんていうのも、書店で買ってしまっていたので、こんなのを読んでしまうと、MOLESKINEとか、STAEDTLERの鉛筆とかを買うはめになるのになぁ、本も文具も同じです。そうなると、子供たちの間で話題のクルトガも買うべきなのか?でもクルトガは0.7mmじゃないから、駄目か!?]]>
翻訳小説の愉しみ
http://bshopboys.exblog.jp/11873616/
2009-07-03T19:41:29+09:00
2009-07-03T19:41:29+09:00
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miketa-no-ai
読書
もう一冊はレヴ・グロスマンの『コーデックス』。〜本棚の『薔薇の名前』や『抱擁』の横に置くべき。〜っていうコピーに惹かれました。古写本探しと不思議なPCゲームの世界が重なり合うように展開していて新鮮です。
日本の小説にはない世界なのでぜひ! ]]>
わたしが使うものではないが
http://bshopboys.exblog.jp/11749738/
2009-06-14T21:16:13+09:00
2009-06-14T21:16:15+09:00
2009-06-14T21:16:15+09:00
miketa-no-ai
文具
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1Q84
http://bshopboys.exblog.jp/11705620/
2009-06-08T05:27:57+09:00
2009-06-08T05:27:52+09:00
2009-06-08T05:27:52+09:00
miketa-no-ai
読書
4年ぶりの長編といわれ、ああそうかと思う一方で、発売予定日よりも早くに一部書店に並ぶはずと、大型書店に出向き5月27日には入手していたわたしは、やはりそれなりに村上春樹の新作を待っていたといえるか?
今回の小説は三人称で書かれ、これまでの比喩表現も抑えられて、新しいコードを持っているように見えるが、世界はまぎれもなく村上ワールドであり、その小説世界に踏み込めば、「リトルピープル」ならぬ「リトルソウル」を、読者は持ち帰ることできるはずだ。]]>
犬身
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2009-05-30T13:33:51+09:00
2009-05-30T13:33:53+09:00
2009-05-30T13:33:53+09:00
miketa-no-ai
読書
松浦理英子の『犬身』は、人間(女性)から、犬(牡)→犬(?)へとの転生を描いた物語である。性同一障害ならぬ種同一障害を持つ女性が、母と兄の支配と虐待を受ける女性を助けることに・・・
種を越えての恋愛は『南総里見八犬伝』等があるが、これは恋愛を越えた人間(犬)愛を描いている。
もっとはやく読んでおけばよかった小説として、ここで紹介したい。また発売当日に購入した村上春樹の『IQ84』を前にして、まずこの本を読了したいと思わせた作品である事をここに記録しておきたいと思う。]]>
ちょっと変えてみました
http://bshopboys.exblog.jp/11594960/
2009-05-22T22:24:06+09:00
2009-05-22T22:24:06+09:00
2009-05-22T22:24:06+09:00
miketa-no-ai
文具
かわりに万年筆のインクはiroshizukuの『躑躅』を購入。モンブラン146にインストール、純正のボルドーよりもフローが良くて、書き味もあきらかに変わりました。
また、ミミックに入れていた鉛筆もファーバーカステルから『ぺんてる999』に、変更。カーボングラファイト芯で、ヨーロッパ製の物よりも滑らかで濃いようです。今回はごく普通にHBですが、バランスが良くて満足です。
実はもう一つ新しいプロダクトを導入したのですが、それはまたの機会に(笑い)]]>
作家のおやつ CORONA BOOKS 平凡社
http://bshopboys.exblog.jp/11364354/
2009-04-20T05:51:56+09:00
2009-04-20T05:51:56+09:00
2009-04-20T05:51:56+09:00
miketa-no-ai
読書
残された作品しか接点がなかった作家達と、日常的なおやつを通して繋がることができるのです。
いわゆるお取り寄せ的な物もあれば、市井のなんでもないものまで、たのしいアルバムとなっています。作家のいない書斎やダイニングのテーブルの上で、おやつ達が実に雄弁に作家を語っているのです。
わたしの好きな富山の『月世界(つきせかい)』を、好んでいた作家の多いことに吃驚。また、書斎の写真ではやはり使われていた文具に目がいきます。開高健のモンブラン(ケーキじゃなくて万年筆)は有名ですが、沢村貞子さんの手作りの献立日記や、写真家上田正治の妻がつけていた、レシピを書いた手帳に興味が!!映画監督の小津さんも手帳を縦書きで使っているのが、今となっては新鮮です。]]>
美容院ベビーフェイス物語 領家高子 駒草出版
http://bshopboys.exblog.jp/11301580/
2009-04-11T12:30:12+09:00
2009-04-11T12:28:46+09:00
2009-04-11T12:28:46+09:00
miketa-no-ai
読書
たしか帯にある常盤新平の文章に惹かれたのだった。下町、隅田川流れる墨堤にほど近い角店、『ベビーフェイス』は二席の小さな美容室。
美容師、千夏は雄猫ヒョウ太と暮しながら、自分の故郷につながる私鉄の始発駅で、日本髪もてがける研究熱心な美容師。新しい恋人である「入道」とよばれる製薬会社主席研究員にしてロッカー。その出会いや彼の家族や、バンドのメンバーを通して、千夏は自分らしい生き方と場所をよりたしかなものにしてく。
おとなの青春小説、三十代男女の恋愛はめずらしくはないが、たしかな自分がわかっているというところが、静かに温かな恋愛の後ろにあって、おとなの機微を感じさせられます。
若い人が読めば、なんだ大人って思うかもしれませんが、恋愛にふりまわされずに、自分のことだけではない、相手を思いやることの大切さを知ることができるのではないでしょうか。]]>
お菓子とAKG
http://bshopboys.exblog.jp/11216435/
2009-03-30T20:10:17+09:00
2009-03-30T20:11:42+09:00
2009-03-30T20:11:42+09:00
miketa-no-ai
読書の後で
実は吉祥寺に来たのは、新しいヘッドフォンを購入するためだったのですが、沢山ありすぎて何がなんだかわかりません。自分のiPodで試聴したり、お店の機械で試聴したりして、予算と折り合う、一番好みの音を探しました。結局選んだのは、オーストリアのAKG K414Pという密閉型の物でした。どうもわたしは耳栓タイプが苦手なようで、有名なBOSEやちょっと気になっていたDENONも駄目で、当初考えていたものとは180度違ってしまいました。わたしのiPodは本当に雑多にクラシックからパンクまで入っていますが、新しいヘッドフォンで聴くと、今まで気づかなかったことが多いの驚かされます。]]>
旅に関するお話
http://bshopboys.exblog.jp/11209180/
2009-03-29T20:53:31+09:00
2009-03-29T20:53:31+09:00
2009-03-29T20:53:31+09:00
miketa-no-ai
読書
古書店でなにげなく入手した短編集が、思いの他おもしろかったのでご紹介。原田宗典の『旅の短編集 春夏』は、足穂のようなショートストーリーが集められていて楽しい。これらは90年代にFM東京の『ジェットストリーム』で放送されていたものらしいが、めちゃくちゃ懐かしくないか、ジェットストリーム!!
時間と場所がさまざまに交錯して、きっと深夜の放送をリアルタイムに聴いていたなら夢中になっていたのではないだろうか。
最近のわたしは文具にはまっているので、『尖った鉛筆の事情』なんていう話にグッときてしまう。それと愛用するTRAVELER'S notebookにパスポートサイズという小さな版が出て、早速入手しました。デフォルトの無地のリフィルの他に方眼のリフィルとジッパーケースをつけて使用開始。
サイズが小さくなると、紙の感じも変わって!?ぺらぺらでフニャフニャな印象ですが、このサイズの方が旅を感じさせますね。なにしろわたしは通常サイズは仕事オンリーで、二つの業務をそれぞれリフィルを分けて記録・プランニングしているので。
今回のパスポートサイズは鞄に入れていつでも携帯。今後はMOLESKINEとどちらを主力として使っていくか悩むところです。MOLESKINEは固い表紙が外での筆記に有効ですし、TRAVELER'S noteは万年筆で書いても裏抜けしないMD用紙が魅力的です。]]>
優雅なハリネズミ
http://bshopboys.exblog.jp/11196800/
2009-03-27T23:23:42+09:00
2009-03-27T23:25:06+09:00
2009-03-27T23:25:06+09:00
miketa-no-ai
読書
とても哲学的なこの本がフランスでは口コミから広まり、ベストセラーになったと聞き、日本ではどうだろうかと、考えました。
有名なサロン・ド・テ『アンジェリーナ』は日本にも出店していますが、そこでお茶することが、「階層化された、合理的で、デカルト的で、開化された社会」にいることになると考える、日本人はいるのでしょうか。
わたしはこの小説を1月から、少しずつ美味しいチョコレートをかじるようにして愉しんできました。パリのグリネル通り7番地、その地に建つアパルトマンの管理人ルネと、裕福ではあっても無頓着な住人たち、自殺志願者の少女パロマ、そして新参者の住人オヅ氏。
真の眼が開かれるような小説。観念的ではありますが、管理人の小部屋に隠されたルネの思索の広がりは、読者に新しいきづきと、生きる勇気のようなものを与えてくれます。それは少女パロマにも伝わったものなのですが・・・。]]>
最近のお宝。
http://bshopboys.exblog.jp/11054157/
2009-03-08T21:10:00+09:00
2009-03-09T05:50:11+09:00
2009-03-08T21:12:13+09:00
miketa-no-ai
文具
自分で選んで購入したのではないので、永らく放置してしまっていました。ですから発見当初は真っ黒、シルバープレートの証拠でもありますが、あまり手に取りたくはない・・・という状態でした。ですが、書いてみると1990年代製と思われるのに、にゅるにゅると書けるではないですか!?
当時はけっして使わなかった黒の0.7mmのリフィルですが、今は油性・太字ボールペンも良いな!と、さっそく無印の貴金属磨きをコンビニで求めて磨いてみました。すると往年の輝きを取り戻してくれました。
万年筆を愛用する私ですが、最近は鉛筆やボールペンも見直しています。何よりも紙を選ばす、仕事に使う機会が多いのですから、これらも愉しまなくては!と考えています。]]>
移動祝祭日 ヘミングウェイ 新潮文庫
http://bshopboys.exblog.jp/11017914/
2009-03-03T23:22:00+09:00
2009-03-04T05:34:33+09:00
2009-03-03T23:23:40+09:00
miketa-no-ai
読書
岩波同時代ライブラリーにあるのは知っていたが、武蔵野の片隅に住むわたしは、図書館でも古書店でもこの本を手にすることはできなかった。
今回、高見浩による新訳が新潮文庫の海外名作新訳コレクションに収められた。はじめてヘミングウェイのロスト・ジェネレーションと呼ばれる友人たちとの交遊を、そして何よりもパリでの暮らしぶりを、リアルに追体験できたのが嬉しい。
文豪の1920年代、青春の日々を回顧してまもなく命を自ら絶ったのは60年代のことだ。彼の魂は、きっとパリに旅したのではないかと思わせる文章である。
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一体何をしたいのか
http://bshopboys.exblog.jp/10944537/
2009-02-22T17:34:50+09:00
2009-02-22T17:35:57+09:00
2009-02-22T17:35:57+09:00
miketa-no-ai
文具
そしてプライベートな手紙は一番気分を出したいところなので、MONTBLANC146やLAMY2000等を使用して、インクはボルドーやグリーン。
万年筆は使用用途、それに関わるインクの色を変更しない限り、増やさないようにしている。この前、筆箱で紹介したように仕事は青とボルドーのインクを入れた2本の万年筆で済んでいるし、MOLESKINEには霧雨という薄墨色のインクがメイン。
新しい文具が入ってくると、それをどこで使おうか迷う。最近はチェック用にPilot FRIXION ball 0.7mm Orengeと、メモ書きには、五十音ミミックにFABER-CASTELL 9000 3Bという鉛筆を入れて使用。
もう新しい文具が入る余地はないよう。これが寂しいのか満足なのか自分でもわからないところが情けない。
ある本では、建築に関わる人とmacユーザに文具愛好家が多いとのこと、なぜなんでしょうね?]]>
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