長崎くんの指 東直子 マガジンハウス
2008年 06月 29日
『今日のビタミン』を読んでから、東直子さんには興味が出てきて、今回は『長崎くんの指』っていう小説の方を読んでみました。
連想させられるのは、川上弘美さんかなぁ。もっとぶっきらぼうで、物語的な印象です。 コキリコ・ピクニックランドというひなびた遊園地を介在した連作短編集、わたしは表題作『長崎くんの指』よりも『アマレット』から後半の作品が好きです。
閉ざされた遊園地ほど郷愁をそそるものはありません。廃墟マニアっていうお人もいますが、マニアでなくても、なくなった遊園地の施設には、さまざまな残留思念がリンクされているような気がします。でも、単純には思い出ですけど・・・。
わたしの中にもアカシヤランドや手取り遊園なんていう名前が浮かびます。また、勝手な名前をつけて架空なものにしてしまうのも面白いです。南のオオサマ団地やオキノクニヤストアなど。なんだかとんでもない場所やお店にしてしまうのです。
東弘子さんの最新情報はHPで http://www.ne.jp/asahi/tanka/naoq/
連想させられるのは、川上弘美さんかなぁ。もっとぶっきらぼうで、物語的な印象です。
閉ざされた遊園地ほど郷愁をそそるものはありません。廃墟マニアっていうお人もいますが、マニアでなくても、なくなった遊園地の施設には、さまざまな残留思念がリンクされているような気がします。でも、単純には思い出ですけど・・・。
わたしの中にもアカシヤランドや手取り遊園なんていう名前が浮かびます。また、勝手な名前をつけて架空なものにしてしまうのも面白いです。南のオオサマ団地やオキノクニヤストアなど。なんだかとんでもない場所やお店にしてしまうのです。
東弘子さんの最新情報はHPで http://www.ne.jp/asahi/tanka/naoq/
by miketa-no-ai | 2008-06-29 20:57 | 読書